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2025.11.07

電気工事会社の創業・独立直後に壁になる「人が採用できない」問題の乗り越え方

「求人を出しても応募が来ない」
「ハローワークに出しても反応がない」

こうした悩みは、独立直後の電気工事会社の多くが必ずぶつかる壁です。
「現場では仕事が増えているのに、手伝ってくれる人が見つからない…」
そんな状況が続くと、せっかくの受注チャンスも逃しかねません。

本記事では、創業・独立期に“人が集まらない”原因を整理し、小さな会社でも今すぐ実践できる“採用の仕組みづくり”をわかりやすく解説します。

 

なぜ独立直後の電気工事会社は「人が採用できない」のか

独立後、求人を開始した企業では「給料も悪くないし、仕事も安定しているのになぜ応募が来ないのか?」と感じる経営者が少なくありません。

しかし、独立直後の電気工事会社が人を採用できない状況には、明確な理由があります。

 

ハローワーク頼みでは届かない若手層

「ハローワークに求人を出したのに、まったく応募が来ない」。

このように人が採用できない背景には、求職者の情報収集方法の変化があります。

独立直後の求人では、無料で求人原稿を掲載できるハローワークを活用しようとする方も 多いでしょう。しかし、ハローワークは文章による発信が中心なので、スマートフォンを活 用して求人を探す若年層には馴染まないという実情があります。

つまり、“ハローワーク中心の発信”では若手層の目に届きにくい構造になっているのです。

特に若手層は「会社の雰囲気」「社長の人柄」を重視します。 SNSやホームページで、日常の現場風景や社員の声を見せるだけでも、「どんな会社か分かるから安心できる」という理由で応募につながるケースが増えています。

 

「給与や条件で勝負」だけでは選ばれない時代

「他社より給料を上げれば人が来るはず」と思う方も多いですが、近年の転職調査では、若手層が仕事選びで重視する項目の上位は「人間関係」「雰囲気」「成長できる環境」となっています。

つまり若年層の求職者は、“条件の良さ”よりも“信頼できる会社かどうか”を見ています。

たとえば「社長が現場に立つ」「代表の想いが伝わる」
こうした“空気感”が伝わる会社ほど、応募する意欲が高まります。

 

採用活動に時間を割けない構造的な問題

独立したばかりの時期は、現場・営業・経理すべてを社長が一人で担う「超多忙期」です。

結果として採用の優先順位が下がり、求人票を出すだけで満足してしまうケースが少なくありません。 しかし、採用は「空いた時間にやる仕事」ではなく、「会社をつくるための投資」です。

経営者が“採用も現場の延長”と捉え、多忙な中でも採用のための時間を確保することが重要です。ただ、求人原稿の作成など、どうしても手をつける時間がない場合には、外注するのも有効的な手段です。

 

採用がうまくいく会社に共通する“仕組み化”の考え方

独立直後でも応募が集まっている会社には、いくつかの共通点があります。 それは、採用を“行き当たりばったり”ではなく、“仕組み”として動かしていることです。

 

まずは“どんな人と働きたいか”を言語化する

求人活動の第一歩は、「誰でもいい」から脱することです。

“どんな人に来てほしいか”をはっきりさせることで、発信の軸が生まれます。

たとえば、「素直に話が聞ける人」「地元で長く働きたい人」「お客様と話すのが好きな人」など、理想像を明確にすると、求人票や面接の言葉にも一貫性が出ます。

また、そうした理想像を社内で共有しておくと、紹介や口コミ採用のきっかけにもなります。

 

応募までの導線を整える ― 求人票だけに頼らない方法

“どんな人に来てほしいか”をはっきりさせると、求人票にもその内容を反映できるようになります。ただし、それだけでは十分とは言えません。

求職者の多くは、求人を見たあとに会社名で検索します。 その際に、「会社のホームページが更新されていない」「写真がない」「代表の顔が見えない」。こうした情報不足が応募を遠ざける原因になります。

小規模事業者でも、「求人→検索→応募」までの流れ(導線)を意識するだけで反応は変わるものです。

具体的には、ホームページやSNSで現場風景を紹介する、経営者の想いを載せるだけでも “信頼できる会社”として見られるようになります。

 

自社の魅力を伝える「発信習慣」を持つ

採用が強い会社ほど、“発信を止めない”のが特徴です。

ホームページやSNSに毎日投稿する必要はありません。月に1回でも「今月の現場」や「代表のひとこと」を発信するだけで十分です。

現場の日常や代表の想いを少しずつ見せていくことが、応募のきっかけを生み出します。

 

今日から始められる採用改善の3STEP

採用の仕組み化といっても、難しいことをする必要はありません。

ここでは、独立直後でも無理なく始められる3つのステップを紹介します。

 

STEP1自社の“らしさ”を整理する(強み・特徴・代表の想い)

最初にやるべきは、「うちの会社の強みって何だろう?」と考えることです。

たとえば
・地元企業とのつながりが強い
・少人数だからこそチームワークが良い
・現場で社長が一緒に動く
こうした“小さな強み”が、求職者には大きな魅力になります。

それを自分の言葉で語れるようにすることが、採用の出発点です。

 

STEP2 採用情報を“見える化”する(仕事内容・写真・働く環境)

求職者が知りたいのは、「どんな仕事を、どんな人たちとやるのか」という情報です。

たとえば、作業風景や現場写真、1日の流れを少しずつ公開するだけで、応募のハードルが下がります。そのために業務用のカメラを用意する必要はなく、まずはスマホで撮った写真を使っても構いません。

実際、厚生労働省の調査(※)でも「仕事内容や職場の雰囲気が見える求人ほど応募意欲が高まる」と報告されています。

そのために、仕事内容を“見える化”することが、応募数アップの第一歩です。

(※)出典:厚生労働省:「職場情報の開示を通じた 労働市場の見える化に関する研究調査」報告書
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089556_00019.html

 

STEP3|発信と接点づくりを“継続化”する(SNS・紹介・口コミ活用)

求人票を出すだけでは、会社を知ってもらう機会が限られます。

採用に成功している会社は、“発信”と“接点”を増やすことを意識しています。

たとえば、
・SNSで施工事例や現場の日常を発信
・取引先や知人に「人を探している」と伝える
・面接後のフォロー連絡を丁寧に行う

これらを習慣化するだけで、「信頼される会社」という印象が定着し、紹介や口コミが増えていきます。

 

小規模事業者でも“人が集まる会社”の特徴

独立して間もない小さな会社でも、安定して人が集まる会社があります。 そこには共通する考え方と行動があります。

 

「代表の想い」が明確に伝わっている

採用で一番強いメッセージは、代表の言葉です。

「どんな想いで独立したのか」「どんな仲間と働きたいのか」
この“ストーリー”を言語化して発信している会社ほど、共感で人が集まりやすくなります。

 

メンバーが会社を誇りに思い、紹介が自然に生まれる

採用コストをかけずに人を増やす最も効果的な方法は“紹介採用”です。

メンバーが「うちの会社、いいよ」と言える職場には、自然と人が集まります。

感謝を伝える文化や、仲間意識を育てる小さな工夫が、最大の採用力になります。

 

採用を“経営の一部”として続けている

採用は1回で終わりではなく、会社の成長サイクルの一部です。

「1年に1度は採用を振り返る」「成功・失敗を次に活かす」だけでも、継続的な改善が可能です。

採用を“特別な仕事”ではなく、“経営の一環”として考えることが重要です。

 

よくある質問

Q1. 採用経験がない場合、何から始めれば良いですか?

A.まずは「自社の魅力を書き出す」だけでも十分です。求人票を書く前に、どんな人と働きたいかを整理すると、伝わる言葉が自然に出てきます。

 

Q2. 求人を出しても応募が来ないのはなぜ?

A.情報の“見せ方”に課題があることが多いです。仕事内容や写真を見せて「働くイメージ」を伝えるだけで、応募率は大きく変わります。

 

Q3. 忙しくて採用に時間をかけられない場合は?

A. 1日10分でも「発信・振り返りの時間」を決めておくのがポイントです。短時間でも継続することで、信頼が積み重なります。

 

独立後、すぐに採用で成果を出したい企業には、電工ナビが有効です。

独立直後の採用で大切なのは、“求人を出すこと”ではなく、“会社を知ってもらうこと”です。限られた時間でも、自社の魅力を整理し、発信し、つながる仕組みを整えれば、小さな会社でも“選ばれる存在”になることができます。

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